マスターズ陸上の歴史

1932年英国で始ったマスターズ陸上競技は、その後欧米に広がり、1875年カナダのトロントで第1回世界マスターズ陸上競技大会へと発展しました。

一方、我が国のマスターズ陸上競技は1978年和歌山で産声を上げました。ついで、1980年4月日本初の五輪メダリストである織田幹雄氏を会長に日本マスターズ陸上競技連合が創立されました。その年に、第1回全日本マスターズ陸上競技選手権大会が和歌山でされ、その後毎年開催されております。

2005年3月8日をもって社団法人日本マスターズ陸上競技連合となり2005年8月26日~28日の間、大阪長居陸上競技場で社団法人化・織田幹雄生誕100年記念・第26回全日本マスターズ陸上競技選手権大会が開催されました。

2014年の第35回全日本マスターズ陸上競技選手権大会は第18回アジアマスターズ陸上競技選手権大会と併催され9月19日~23日に岩手県北上市で開催され、およそ、900名の参加を得て成功裏に終了しました。

2018年には、古都奈良の地で国際ゴールドマスターズ陸上競技選手権大会が水泳競技と共催され、陸上競技は国内外から約1.000名の選手が参加しました。

2020年は東京オリンピック・パラリンピックが、また、2021年にはワールドマスターズゲームズ2021関西が計画されております。

急速な進展を見せる高齢化社会の中で、益々生涯スポーツとして「マスターズ陸上競技」 の果たす役割が大きくなってきているように思います。 近い将来、50歳以上のゴールドマスターズ五輪の開催を目指しています。